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 地域医療の記事一覧 
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2008
10/24
Fri
Category:地域医療

鹿児島県の医師不足 

今日の南日本新聞(鹿児島県の地方新聞)に「かごしま医療過疎」という特集で、県内の公的病院の「医師不足」ついて調査した結果が載っていました。


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鹿県内公的病院本社アンケート

8割が「医師不足」  45診療科休診・縮小


鹿児島県内の公的医療機関27施設のうち、約8割の21施設で医師不足が問題となっていることが分かった。施設側が考える不足医師数の累計は100人に上り、医師不足のため休診・縮小した診療科は、27施設の診療科合計250の2割弱となる45診療科だった。南日本新聞社が23日までに実施したアンケートで、県内の医師不足の深刻な状況が明らかになった。
 アンケートは、県内にある国立、県立、医師会立、市町村立、その他の公的医療機関を対象に実施。医師派遣元で教育機関の鹿児島大学は除いた。計33施設のうち、27施設から回答があり、9月末に取りまとめた。
 27施設の常勤医の合計は502人、非常勤医は293人だった。計795人中、大学派遣医は404人となっている。
 「運営上必要と考えるラインまでの不足医師数」で最も多かったのは「3人から5人」で10施設。「6人-10人」が3施設、「10人以上」も2施設あった。「2人以下」は6施設。「不足医師数なし」は4施設、2施設が無回答だった。
 診療科への影響をみると小児科、耳鼻咽喉科、神経内科、整形外科が5施設で休診・縮小となった。呼吸器科、消化器科、放射線科は3施設、産科・婦人科、麻酔科、外科、眼科、循環器科が2施設で休診・縮小となっている。
 医師不足の経営(収支)への影響については、17施設が「影響がある」と答え、6施設は「影響はあるがまだ少ない」としている。
 鹿児島県公的病院会の田辺元会長(阿久根市民病院長)は、国や自治体に対し、医師増員や医学生の地域枠拡大、地域での研修を義務化する臨床研修制度見直しなどの早急な実施を求めた上で、「住民の方々にも地域医療の窮状を理解いただき、夜間の安易な受診を控えるなど、医師の業務負担軽減に協力していただきたい」と話している。

ishi


現在の医師不足は、厚労省の失政によるもので、2004年からスタートした卒後臨床研修制度により、医師が都市部に集中した結果です。鹿児島県の医療関係者からは同制度の「見直し」や「廃止」を求める声が上がっています。
診療報酬の引き下げや医療費抑制政策などの「失政」の数々が、複合的な原因になって今のような「医師不足」が起きています。厚労省が言っている様な、「日本の医療費は高い」訳でもなくまた、「医師は不足していない」事はなく実際は「たらい回し」など医師不足が原因の事件も起きていています。厚労省の言う「医療費亡国論」は完全な間違いで、何か意図的なものを感じます。



鹿児島県では、地域の医療機関への医師派遣元である鹿児島大学医局自体が医師不足という現状で、かなり深刻な事態であると思います。確かに私の家の近所の県立病院では、小児科が閉鎖されてしまいました。


同紙の解説では、以下のように述べられています。


また給与や労働時間など勤務医の待遇改善も欠かせない。従来の、「医師としての良心」だけを頼りにしては、激務に耐えかね開業の道を選ぶ「立ち去り型サボタージュ」を食い止める事は出来ない。診療報酬アップなど国レベルでの抜本的な対策が求められる。
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     テーマ:福祉関連ニュース
     ジャンル:福祉・ボランティア
Posted on 13:29:22 «Edit»
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2008
10/18
Sat
Category:地域医療

地域医療に携わるY先生 

今日、子供の学校で授業参観があり行ってきました。そこで長女の同級生のお父さんで、以前私のブログでも紹介した、鹿児島の大隈半島で地域医療に携わるY先生とお話をする事が出来ました。


先日の運動会で、親子リレーという競技に、Y先生家族と私の家族が参加して、同じ組で競争をしました。最終ランナーはY先生と私で、私の1つ前でバトンをリレーしたY先生を私が追いかける展開でしたが、途中Y先生が急に失速して、足を引きずりながら最後にゴールしました。このときY先生は肉ばなれを起こしてしまい、病院に直行、そのまま入院になってしましました。
入院先の病院がY先生が以前勤めていらした病院で、婦長さんが気を使って個室を用意してくれたようですが、こういう時でないと患者さんの気持ちが分かる機会がない、ということで大部屋にしてもらい約10日間入院したそうです。
大部屋には先生も含めて4人の患者さんが入院していましたが、他の3人に患者さんは脊髄の手術をした後の患者さんで、体が動かない状態だったそうです。そして大小の排出も看護婦さんにお願いしなければならない状態だったそうです。患者さんは周りや看護婦さんに気を使って、排便もかなり我慢している様子だったそうです。そして本当は色々体調の事や病気のことで言いたい事があるのを我慢しているのが分かったそうです。やはり「下」の世話をしてもらっている、という負い目もあるのでしょう。
そしてY先生は自分もこれからは、もっと患者さんの気持ちを汲んで、話を聞いてあげなければいけない、今まで以上に、患者さんの立場に立った医療をして行こうと感じたそうです。医者や看護婦さんからすれば、たくさんいる患者さんのうちの一人でしかなく、他に仕事もたくさん抱えていて、一人の患者さんにかかりきりになる事は出来ません。でも患者さんからすれば入院する程の病気に罹った事は人生の一大事であり、病気や将来に対する不安や不便な入院生活について、聞いて欲しい事、話したい事がたくさんあると思います。こんなときに少しでも、医者や看護婦さんに患者の話を聞いて上げられる時間的、精神的余裕があれば、日本の医療も、今よりももっと人間味のあるもになると思います。
しかし、残念な事に現実には、医師の絶対数が足りず、また看護婦さんたちも足らないので、日勤夜勤の連続勤務で、皆疲れきっています。患者も医師も看護婦も、皆心身ともに疲れきっている病院で、質のよい医療は期待できません。これも、医師の数を抑え、研修制度を改悪した国の失政であることは、間違いありません。


鹿児島県では、鹿児島大学医学部を卒業して地元に残る医師の数は、半分くらいしかいないそうです。鹿児島県は、多くの離島を抱えていて、また大隈半島側は交通の便が良くない、「陸の孤島」のような所もあります。大学もいろいろ手を考えているようですが、行政側(鹿児島県)が、伝家の宝刀の「金が無い」の一言で、県立病院の診療科目の縮小や閉院を進めています。献身的な医師の使命感だけでは、もう地域医療を支えきれない所まで来ています。


Y先生と話をして、本当に使命感に燃える医師の姿を見ることが出来ました。「患者の立場に立った医療をしなければいけない」という、この素晴らしいY先生の姿は、厚労省職員や政治家にどのように映るのでしょうか。
     テーマ:医療
     ジャンル:福祉・ボランティア
Posted on 18:32:30 «Edit»
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2008
10/01
Wed
Category:地域医療

僻地医療の現場から 

鹿児島の大隈半島の僻地医療現場で働くお医者さんの事について紹介します。

このお医者さんは大隈半島のある公立(市立)病院に勤務しています。

毎週日曜日の夜に鹿児島市の自宅を出て勤務先の寮に行きます。

月曜日は朝から病院で外来患者や急患の対応をします。そして夜は夜勤で急患対応に追われます。そのまま一睡もせずに火曜日は朝から、外来と午後からは往診に出かけます。そして火曜の夜に36時間にも及ぶ連続勤務から解放され、ようやく寝ることが出来ます。

水曜日はまた月曜日の勤務と同様、朝から外来患者の対応、そのまま木曜日の夕方まで夜勤も含め36時間勤務。
金曜日も朝から通常勤務をして、夜に鹿児島市の自宅に片道3時間の道のりを帰る、という生活を続けています。
現在、この病院はこの先生も含めて2名で交代で36時間勤務を週に2回もこなしています。
医師が2名しかいないので、お産以外は何でもこなします。新しい先生は見つかりません。あと一人勤務してくれる先生が増えれば、夜勤の回数も減るのですが、若い医師はこんな日本のはずれの鹿児島の、過疎高齢化している地域の病院には見向きもしません。

医師不足問題は深刻化しています。国はここに来て医師の数を増やすように方向転換しましたが、一人の医師が一人前になるのに何年かかるか分かってるのでしょうか?

農政も同じですが、食糧増産と言っても、生き物と自然相手なので、工業製品のように原料と生産ラインを用意すれば、すぐに増産とはいきません。まったくその場、その場の場当たり的で無責任な事をしてきたことか。

今の日本の僻地の医療現場は、このような献身的なお医者さんの善意と使命感によってかろうじて支えられています。
国はこのような状況の中でも、医師個人の善意と使命感に甘えています。
こんな状況がいつまで続くと思っているのでしょうか。

紹介した地域の病院も以前は3人勤務でしたが、一人のお医者さんがお亡くなりになり、その後、医師の補充が出来ずに、何年も経っているそうです。

こんな中、診療報酬の削減や後期高齢者医療制度が断行され、弱い立場の人たちや高齢者が医者にかかれないように、さらに国は圧力を強めようとしています。

この国は、国民医療についてどうしたいのでしょう。小泉改革とは何だったのでしょうか?
     テーマ:医療
     ジャンル:福祉・ボランティア
Posted on 19:02:06 «Edit»
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