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国民健康保険でお困りの方いませんか?国保料の滞納で資格証や短期保険証でお困りの方の力になれればと思いブログを作りました。一人で悩まずに、いっしょに頑張りましょう。

みんなが安心できる国民健康保険

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2008
10/08
Wed
Category:国民健康保険

「見せしめ」の短期健康保険証 

国保税を滞納すると、通常の健康保険証を取り上げられ、短期の健康保険証を発行されます。この短期健康保険証は、通常の健康保険証よりも有効期間の短い(大体3~6ヶ月)の健康保険証で、この有効期限が切れる前に、役所に行って納税相談などに応じ、滞納分の国保税を納めないと、新しい短期保険証を発行してくれません。
私自身も短期健康保険証を発行され、3ヶ月おきに市役所の税務課に行って、納税相談をしました。このときは苦痛でした。納税相談と言いながら、税務課職員にまるで犯罪者のごとく扱われ、罵声を浴びせられました。


この納税相談よりも、もっと苦痛だったのは、この短期健康保険証を持って、医療機関にとても受診に行けない事です。私の家は4人の子供がいて、上の子3人は小学生ですが、一番下の子はやっと1歳になったばかりです。
私の住んでいる市では、短期健康保険証に、「この保険証は短期の保険証です」と言うのが、一目で分かるように、短期の短の字を丸で囲った印を押されます。この保険証は一目で短期保険証ということが分かります。このことは、国保税の滞納と何ら関係のない医療機関人に、「私は国保税を滞納しています」と言う事を曝すようなものです。
国保税を払える能力があるのに払わない悪意の人は論外ですが、経済的に困窮していて、払いたくても払えない状況の人(私でした)に対する仕打ちとしては、あまりに酷い物です。


ここは田舎なので、地域の人の働く場所と言えば、役所か農協か病院くらいしかありません。現に近所の何処の病院にいっても、必ず近所のおばさんやお姉さんが受付をしていたり、看護師をしています。
こんな状況なので、とても短期の健康保険を持って医者にかかることが出来ません。
この年の冬は、上の子から順に学校でインフルエンザに感染しましたが、病院には行かせられませんでした。でも上の子2人は何とか事無く治りましたが、3番目の子に感染したときに、重症化してしまい、かなりの高熱(41℃を超えるくらい)で、意識も朦朧とし始めました。そこでやむなく、車で1時間近く離れた小児科に診せました。あと半日医者にかかるのが遅かったら、大変な事になっていたそうです。
でもこんな保険証を持って医者にかかる事など、とても出来ません。私と妻も短期保険証の間は、一度も医者にかかりませんでした。と言うか、行けませんでした。この間(約1年2ヶ月間)に病気にかからなかった訳ではないので。


役所の職員は「短期保険証といっても窓口での負担は、通常保険証と同じで、なんら変わりは無い」と言いますが、お金の部分ではなく、もっと重大な差別や人権問題を引き起こし、さらに医療抑制を引き起こし、住民の命を危険に曝すものであることに理解を示しません。


短期保険証は滞納者に対する「見せしめ」ではありません。保険料を払えない人と接触の機会を持ち、納税相談や分納相談、そして一番大事なのは減免処置が適用できないか、出来るなら申請書を出してもらうよう促すのが目的です。


この短期保険証の「見せしめ」的制裁処置は、市町村に差があります。赤ワクで大きく囲ったもの、あからさまに「○○市短期国民健康保険証」と書いてあるものなど、様々です。もちろん何も「見せしめ」的な印をつけていない市町村もあります。


国保税を滞納しているか否かなどは、滞納者と役所との間の問題で、不特定多数の人に「見せしめ」る必要はありません。医療機関は患者の国保が有効か否かだけ分かれば良いのであって、「この人は国保滞納者です」と言う事など知る必要はありません。

また修学旅行を控えた中学生が、学校に短期の保険証を提出するなら旅行に行きたくない、と言って本当に行けなかった例などがあります。


先日、ある市役所の職員から「国保税滞納者に制裁的処置を強めても、一向に納付率は上がらず、返って相談にも来なくなる」という本音を聞きました。
このような現状の中でも、国は国保税徴収に対して、制裁的処置を強めるように、交付金削減をチラつかせながら、市町村に強要しています。
このような国、厚労省の姿勢は断じて許せません。やくざと同じ「恫喝」です。


今必要なのは、経済的に困窮している滞納者を追い詰める事ではなく、払えるような額の国保税への見直し、減免処置の充実、そして何よりも「相互扶助」ではなく「社会保障」という原点に立ち返る事ではないでしょうか。


この問題は、童話の「北風と太陽」を思い出します。
国・自治体に求められるのは北風ではなく太陽ではないでしょうか。
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     テーマ:福祉関連ニュース
     ジャンル:福祉・ボランティア
Posted on 23:27:53 «Edit»
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